研究 (Research)
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アジアにおける短寿命気候強制力因子の動態・影響解析 (Analysis of Environmental Dynamics and Impacts of Short-Lived Climate Forcers in Asia)
教授 嶋寺 光(工学研究科 環境エネルギー工学専攻) SHIMADERA Hikari (Graduate School of Engineering)
研究内容
・大気環境において健康影響、気候変動の両面で重要な、微小粒子状物質(PM2.5)、対流圏オゾン(O3)などの短寿命気候強制力因子(SLCFs)について研究しています。
・大気中の物理・化学過程を詳細に表現する大気化学輸送モデルを用いて、SLCFsの発生源が集中するアジアを対象に、SLCFsの動態・影響や発生源寄与を解析しています。
・健康影響評価のために、大気化学輸送モデルと機械学習を用いた統計モデル(Land use regressionモデル)の統合によるSLCFs濃度の高精度推計手法についても開発しています。
担当研究者
教授 嶋寺 光(工学研究科 環境エネルギー工学専攻)
キーワード
大気汚染/ 気候変動/ 大気化学輸送モデル/ 気象モデル/ Land use regression モデル
重点分野
AI・データ/計測分析技術/カーボンニュートラル/エネルギー
応用分野
大気環境/健康影響/気候変動
論文・解説等
[1] Chatani S. et al., Sci. Total Environ., 894, 165058, 2023.
[2] Thongthammachart T. et al., Atmos. Environ., 297, 119595, 2023.
[3] 嶋寺 光, 大気環境学会誌, 54(1), 9-17, 2019.