研究 (Research)
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化石燃料の大量消費と環境問題の解決のためのエネルギーキャリア
教授 赤松 史光(工学研究科 機械工学専攻) AKAMATSU Fumiteru (Graduate School of Engineering)
研究内容
私たちが利用しているエネルギーの約9割は、石油、天然ガス、石炭などの化石燃料を燃焼させることによって生み出されています。しかしながら、近年、化石燃料の大量消費により、地球温暖化などの地球規模の環境問題が起こっています。この問題を解決するために、太陽光、太陽熱、風力等の再生可能な自然エネルギーを用いて製造される水素・アンモニア等のカーボンフリー燃料への燃料転換に伴って必要となる高度な燃焼制御に関する研究開発を推進しています。
グリーンイノベーション基金事業、「製造分野における熱プロセスの脱炭素化」のNEDOプロジェクト(https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101678.html)に、2023年10月から2032年3月まで参画し、ビッグデータを用いた加熱炉のデジタルツイン制御に関する研究を遂行中です。

担当研究者
教授 赤松 史光(工学研究科 機械工学専攻)
キーワード
地球温暖化防止/エネルギーキャリア/ カーボンフリー燃料の燃焼/水素/アンモニア
重点分野
計測分析技術/カーボンニュートラル/エネルギー
応用分野
地球温暖化防止/エネルギーキャリア/カーボンフリー燃料の燃焼
論文・解説等
[1] Kenta Kikuchi, Toru Motegi, Tsukasa Hori, and Fumiteru Akamatsu, International Journal of Hydrogen Energy (2022)
[2] 赤松史光, 環境技術学会誌, Vol.51–No.1, (2022年1月号), pp.49–54.
[3] 赤松史光, 日本エネルギー学会機関誌, Vol.100–No.6, (2021年11月号), pp.716–724.