研究 (Research)

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中性子を用いて医療とエネルギーを創成する (Creating Medicine and Energy Using Neutrons)

教授 村田 勲(工学研究科 環境エネルギー工学専攻) MURATA Isao (Graduate School of Engineering)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 工学研究科・工学部 (Graduate School of Engineering, School of Engineering)

研究内容

中性子は放射線の一種で、一般的には多少厄介な存在と認識されています。その中性子を用いた「医療とエネルギーの創成研究」を行っています。2000年代に入り世界的に中性子科学研究が立ち上がりました。日本ではJ-PARC施設が稼働、中性子を用いた様々な研究が行われています。私たちは、私たちが所有する中性子発生装置「オクタビアン」を用い、医療応用(ホウ素中性子捕捉療法(BNCT))、カーボンニュートラルを目指したエネルギー源開発(核融合炉)、そして、日本が抱える最大の問題である福島第一原子力発電所事故の究明を目指しています。

担当研究者

教授 村田 勲(工学研究科 環境エネルギー工学専攻)

キーワード

放射線/がん治療/核融合炉/カーボンニュートラル/福島第一原子力発電所

重点分野

カーボンニュートラル/エネルギー/医工連携/ヘルスケア

応用分野

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)/核融合炉/福島第一原子力発電所(1F)事故究明

論文・解説等

[1] I. Murata et al., Applied Radiation and Isotopes, 185, 110056 (2022).
[2] S. Kusaka et al., Biology, 11(3), 397 (2022).
[3] H. Nishimura et al., Applied Radiation and Isotopes, 185, 110226 (2022).

連絡先URL

https://see.eng.osaka-u.ac.jp/

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。