研究 (Research)
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産業生物化学工学の創成を目指して:生物化学工学×動物細胞
教授 大政 健史(工学研究科 生物工学専攻) OMASA Takeshi (Graduate School of Engineering)
研究内容
生物化学工学は、化学工学の方法論と考え方を生物に応用し、これを利用する学問体系です。私たちの研究室は産業生物化学工学を視点として、生物反応を産業応用するための研究をおこなっています。具体的には、抗体医薬に代表されるバイオロジックスやワクチン、遺伝子治療用ベクター、再生医療製品、幹細胞、などの動物細胞のものつくり、さらには、微生物によるものつくりを対象として、動物細胞、微生物細胞のセルエンジニアリングならびにそのバイオプロセスを扱っています。
担当研究者
教授 大政 健史(工学研究科 生物工学専攻)
キーワード
生物化学工学/動物細胞工学/バイオプロダクション/ 培養工学
重点分野
バイオ/カーボンニュートラル/資源循環/サーキュラーエコノミー/医工連携/ヘルスケア
応用分野
バイオ医薬品生産/医療・ヘルスケア分野/カーボンニュートラル
論文・解説等
[1] 大政健史, 生物化学工学分野における動物細胞工学に関する研究, 生物工学会誌 99: 15–22 (2021).
[2] 経済産業省 産業構造審議会, バイオテクノロジーが拓く『第五次産業革命』, (2021).(バイオ小委員会委員長:大政健史)
[3] 大政健史(監修, 著), 有用微生物培養のイロハ―試験管から工業スケールまで―, NTS (2018).