研究 (Research)
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2050年までの社会変革に向けた自然共生システム設計
助教 松井 孝典(工学研究科 環境エネルギー工学専攻) MATSUI Takanori (Graduate School of Engineering)
研究内容
人類は、自らの営みが環境や生態系に多大な影響を与える時代である人新世(Anthropocene)に入りました。人口爆発とともに霊長類ヒト科の高齢化が全球レベルで進む中、気候変動への適応や生物多様性の復元といった、地球規模の課題への挑戦が求められています。国際社会では、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)を主軸として、現在の地球社会の延長線上にない変革(Transformative Change)に向け、地球社会・地域社会を変革するための介入点と介入策(Levers and Leverage Points)の模索が続いています。今後トランスヒューマン技術の開発、地球外人類への移行、技術的特異点(Singularity)などの破壊的な革新が予測される中、我々はどこへ向かうのか、共に考える旅を始めましょう。
担当研究者
助教 松井 孝典(工学研究科 環境エネルギー工学専攻)
キーワード
生態系サービス/再生可能エネルギー/生物多様性/ 気候変動/自然共生システム
応用分野
再生可能エネルギー分野/生物多様性保全分野/気候変動分野
論文・解説等
[1] Matsui, T. et al., Sustainability Science, 14; 23-37. 2018.
[2] 松井,川分,岩見,増原,町村, 土木学会論文集G(環境), 75(6) ; II_39-II_47, 2019.
[3] 松井孝典:人工知能学事典(改訂版),「産業応用(気象・環境)」,共立出版,2017.