研究 (Research)

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【組織整備事業】マテリアル革新力強化のための6大学6研究所間連携体制の構築 【関連プロジェクト】国際・産学連携インヴァースイノベーション材料創出プロジェクト

節原 裕一(接合科学研究所)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 接合科学研究所 (Joining and Welding Research Institute)

取組要旨

大阪大学接合科学研究所、東北大学金属材料研究所、東京工業大学フロンティア材料研究所での材料接合、金属、無機材料における世界屈指の学術基盤と、名古屋大学未来材料・システム研究所、東京医科歯科大学生体材料工学研究所、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構での環境・エネルギー、生体・医療、エレクトロニクスにおける世界屈指の研究開発基盤を融合することにより、学際融合・異分野融合研究を展開する。本組織整備事業では、研究所間連携の戦略的司令塔として主幹校(接合科学研究所)に「コア出島」を設置し、各研究所には連携研究の実施主体「出島(マルチ出島)」を設置して、『コア出島・マルチ出島方式』の異分野融合の研究所間連携体制を構築する。このようにして発展・強化した研究所間連携体制のもと、6研究所の専門性の垣根を越えた人と知の循環により、社会的要求を起点とする課題解決ならびにイノベーション創出の加速化、さらには迅速な社会実装を通じて、マテリアル革新力の強化を図ると共に、我が国が世界を先導する新材料技術の創成を目指して、関連プロジェクト「国際・産学連携インヴァースイノベーション材料創出プロジェクト」を推進する。

研究成果・インパクト

「誰一人取り残さない社会」を実現するため、保健(人の健康と福祉)、環境(気候変動対策)、エネルギー(クリーンエネルギー)に関わる革新的な材料創出を通じて、医療、環境、エネルギーの各分野における技術革新を誘引し、市民の生活革新に貢献する。6大学6研究所とそれぞれの共同利用・共同研究拠点が連携した「グローバル・パートナーシップ」を形成し、目標を達成する。いのちを「まもり」、人と人、人と社会のつながりを大切にして、未来へといのちを「はぐくみ」、「つなぐ」。

担当研究者

節原 裕一(接合科学研究所)

備考

6大学6研究所(本研究所、東北大学金属材料研究所、東京工業大学フロンティア材料研究所、名古屋大学未来材料・システム研究所、東京医科歯科大学生体材料工学研究所、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構)が取り組む。研究成果の社会実装・実践の迅速化を目指して、民間企業も巻き込んだ「産業と技術革新の基礎」を創りながら、「持続可能なまちづくり」にも貢献する。

キーワード

共同利用・共同研究拠点、拠点間連携、6大学6研究所、出島、課題設計

応用分野

健康、環境問題、エネルギー、災害、まちづくり、well-being、少子高齢化