研究 (Research)
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AI/MIの展開
櫻井 保志・鷲尾 隆・駒谷 和範(産業科学研究所)、小口 多美夫(基礎工学研究科)、沼尾 正行(情報科学研究科)
取組要旨
産業科学研究所ではAIやMIの応用開発を促進するため、材料、デバイス、システムとの融合研究を推進している。特に材料に於いては開発のための実験回数を減らしつつピンポイント的に目標特性を探索できるAI、MIと実験技術の融合、デバイスに於いては信号からAIで様々な判別を行うデバイスとAIの融合、人の感情に合わせた音声対話や音楽の自動作曲を行えるAIと音の融合、産業分野ではセンサから得られるデータを基にした各種装置の故障時期を予測するような設備とAIの融合、等の研究を推進している。
研究成果・インパクト
AI/MI+材料やAI+デバイスの融合研究は新たな技術革新を生む出す基盤研究技術となり(SDGs9)、AI+音の融合(人の感情に合わせた音声対話や自動作曲など)は人の健康や住みやすい環境つくり、働きやすさにつながる(SDGs3、8、11)社会構築に貢献できる。また産業分野に於けるAIの活用は製造ラインの異常停止を防ぎ常に安定した生産活動を維持できる(SDGs12)産業インフラとして、またAI活用による製造工程での不良削減や生産効率向上は製造時エネルギー削減(SDGs7)に貢献できる。
担当研究者
櫻井保志、鷲尾隆、駒谷和範(産業科学研究所)、小口多美夫(基礎工学研究科)、沼尾正行(情報科学研究科)
※本学ResOUのホームページ「究みのStoryZ」に、インタビュー記事が掲載されています。是非ご覧ください。
駒谷和範
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/story/2017/g006883/
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/story/2017/g006882/
キーワード
AI、MI、機能予測、センサ融合、音楽融合、音声対話、実験効率化
応用分野
製造ライン等の設備故障予測、材料・デバイス研究における機能予測、音声認識技術、自動作曲、センサの高機能化・低コスト化、研究における研究の効率化