研究

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フレキシブルセンサによるIoTデバイスの創製

関谷 毅・千葉 大地・能木 雅也・山田 裕貴(産業科学研究所)、菅沼 克昭(産業科学研究所 フレキシブル3D実装協働研究所)

  • 理工情報系
  • 産業科学研究所

取組要旨

産業科学研究所では様々なセンシングデバイスの研究を行っているが、中でもユニークなものが「フレキシブル」なセンシング技術である。フレキシブルで電気・電子的機能を発揮するフィルム材料やCNFナノペーパー、さらにはスピントロニクス材料をフレキシブル材料にハイブリッド化させる技術は他には見られないオリジナルな研究分野である。加えて、フレキシブルに適した接合材料等の実装技術や各種デバイスを支える新型電池開発など、複数の研究者が協力し合いながら材料からデバイス化までをトータルで俯瞰しつつ研究開発を推進している。

研究成果・インパクト

フレキシブルなセンサは曲面で柔軟性を要する生体に対応できる健康モニタリング技術として、病気予兆の検査や体信号の取得(SDGs3)だけでなく、メンタルヘルスの管理による働きやすさ社会の構築(SDGs8)も可能になり、生体だけでなく大面積箇所や曲面構造物の劣化検知等のインフラメンテナンス技術(SDGs11)にも展開できる。さらには、CNFナノペーパー材料等の再生可能資源活用による山林の維持保全(SDGs15)や化石資源消費の削減(SDGs13)、環境にやさしく廃棄物を削減(SDGs12)することに貢献できる。さらに、あらゆるデバイスを支える電池の飛躍的な高性能化・高安全化や、新型二次電池の実現に向けた新材料・新反応の開発によるエネルギー問題解決への貢献ができる(SDGs7)。これら新たなセンシング技術領域が創製されることで、新たな産業の創製や技術革新の基盤となりうる(SDGs9)。

担当研究者

関谷 毅、千葉 大地、能木 雅也、山田 裕貴( 産業科学研究所 )、菅沼克昭(産業科学研究所 フレキシブル3D実装協働研究所)

キーワード

フレキシブル、センサ、材料、電池、新型二次電池、健康、脳波、心電、力、ワイヤレス通信、無線給電脳波センサ、心電センサ、IoT機器、構造物センサ、防災・減災