教育 (Education)
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OJE(On the Job Education)による実践型演習
授業科目など要旨
ビジネスエンジニアリング専攻では工学研究科と経済学研究科が連携し、3年間で工学修士と経営学修士が取得可能であるダブルメジャー制度を国内で初めて取り入れ、技術と経営の両方に長じたイノベーション人材の育成を行っている。工学系専門科目・経営学基礎科目・実践型演習科目・高度専門分野研究を柱とした教育プログラムからなり、異分野融合を含めた工学的研究開発や経営学的戦略構築のカリキュラムを運営している。特に、修得した工学や経営学の知識を活用する場として、少人数グループによる専攻独自の実践型教育手法(On the Job Education法)を開発し産学連携により実施している。その教育実績に対し、日本工学教育協会より業績賞の2度受賞(2008, 2013年)や,内閣府第2回オープンイノベーション大賞特別賞も受賞している(2020年)。OJE法はSDGsの「質の高い教育」に対応し,都市・地域活性化や環境・エネルギー問題、健康や国際交流事業等の分野の課題に対して貢献できる解決策の構築に取り組んでいる。【添付資料あり】
SDGs貢献可能性
OJE法はSDGsの「質の高い教育」に対応している。修了生(15年間で博士前期課程修了476名、博士後期課程修了49名、工学修士・経営学修士のダブルディグリー保有者81名)は本教育プログラムでの研鑽を基に、都市・地域活性化や環境・エネルギー問題、健康や国際交流事業等の分野(SDGsのNo.3,4,7,10,11)の課題の解決や、技術革新の基盤や事業開発プロセス、経済成長(SDGs No.8,12,17)等の社会的ニーズに貢献し得る可能性を有している。