教育 (Education)
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全学共通教育科目「関西は今 ―グローバル”Kansai”リーダーに学ぶ―」
授業科目など要旨
本講義は、(社)関西経済同友会の企画・協力のもとに、著名企業の社長など、関西経済界のトップリーダー十数名を講師として招き、激動する社会の中で、企業のトップがどのように考え、どのような戦略を立てているのかについて学ぶ講義である。SDGsに取り組む企業の講師も複数含まれており、日本の経済活動の最先端にいる企業家がSDGsの目標と自社の目標をいかに連動させて成果をあげているか、また直面する困難や苦労などについて、現場ならではの具体的な話を直接生の声で聞き、質疑応答での対話を通して課題の本質に触れ学ぶ機会になっている。
SDGs貢献可能性
実社会における課題解決の実践経験が乏しい大学生にとって、SDGsの対象となる地球規模のグローバルな課題を自身の身近な現実課題として捉えることは容易でない。教養教育や専門教育で培った知識を基礎として解決についての思索を巡らすことはできても、現実の問題の核心に迫るには経験値が少な過ぎる。しかし、SDGsに実際に取り組む企業の具体的な活動についての体験談は、一企業としてSDGsにどう向き合い、どう解決の糸口を見出すべきかを知るためのモデルケースと成り得るだけでなく、学生一個人として何ができるのかを考えさせる最良の機会となる。