研究 (Research)
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ナノ構造制御によるガラスの高機能化 (High-Functionality of Glass through Nanostructure Control)
准教授 篠崎 健二(工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻) SHINOZAKI Kenji (Graduate School of Engineering)
研究内容
ガラスはランダム構造をとっていますが、そのランダムさを設計することで高機能素材を開発しています。例えば、見た目はガラスなのにナノ結晶の機能性も有した新規材料を合成することができます。材料の不均質性を制御したり、量子ドット、ナノ結晶、ナノメタルなどを析出させたり、ガラス自体の構造を設計することで、非常に強靭なガラスや様々な光機能を持つガラスを開発しています。
担当研究者
准教授 篠崎 健二(工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻)
キーワード
ガラス/破壊靭性/レーザー/量子ドット/ナノ結晶
重点分野
革新的マテリアル
応用分野
ガラス素材/レーザー/太陽光発電
論文・解説等
[1] K. Shinozaki, Y. Ishii, S. Sukenaga, K. Ohara, ACS Applied Nano Materials, 5, 4281–4292 (2022).
[2] L. Liu, K. Shinozaki, Materials Science and Engineering: A 817, 141372 (2021).
[3] K. Shinozaki, N. Kawano, Scientific Reports, 10 (1), 1–7 (2020).