研究

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Society5.0における社会課題解決に向けた利用者誘引型低遅延MaaS基盤

大平 健司(サイバーメディアセンター)

  • 理工情報系
  • サイバーメディアセンター

取組要旨

近年注目されているMaaS(Mobility as a Service)は、Society5.0における社会課題の解決に活用できる。しかし、社会課題解決につながる 移動方法(移動手段や移動経路等)を即座に把握し、利用者がその移動方法を選択するように行動変容させる(誘引する)技術が確立されておらず、社会課題解決に向けたMaaS基盤を実現できなかった。これは、社会課題解決と利用者利益とを柔軟に関連付けて、移動方法を決定できなかった事に起因する。そこで、本研究では、移動方法選択のインセンティブとしてMaaSマイルを提案し、利用者誘引型低遅延MaaS基盤を研究開発する。
【科学研究費 基盤 (A) Society5.0における社会課題解決に向けた利用者誘引型低遅延MaaS基盤 (2020-2023)】

研究成果・インパクト

本研究により、社会全体でのエネルギー削減、健康増進、コミュニティ醸成などが期待できる。

担当研究者

大平 健司(サイバーメディアセンター)

備考

上記取り組みについては、サイバーメディアセンター、工学研究科、情報科学研究科が連携する科研費基盤研究(A)採択課題である。

MaaS Mile https://sites.google.com/view/maasmile/home
参加者募集中(実証実験、共同研究、特任研究員、技術補佐員、研究補助員、その他お手伝いなんでも)

キーワード

shared economy, 自転車, EV, IOT, クラウド、Machine Learning

応用分野

エネルギー、健康、コミュニティ